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パスナビスペシャルインタビュー

樋口先生horita

例年になく厳しい寒さが続いた2013年の1~2月、インフルエンザやノロウイルスの流行など今年も大変な環境の中での入試でした。日本経済は不況のトンネルをぬけ出せず、大学新卒者の就職難もいわれる中での中学入試はどうだったのでしょうか。2013年入試の結果から2014年入試の展望と合格対策を首都圏中学模試センターの樋口義人先生にお話しいただきました。

この記事は『2014年度入試用中学受験案内』(旺文社)より掲載しました。

<< 不況、少子化の中でも劣えない私立中学への進学熱!!>>

受験者数、受験率ともに昨年より微減に!

――2013 年入試をふりかえって、今年の入試の目立った動き、特徴についてお話しいただきたいと思います。

樋口 2013 年入試は、長引く不況と少子化の影響で受験者数が大きく減るのでは、と思われていましたが、結果は前年比2.7%の微減にとどまりました。

2012年入試2月1日出願十お経による受験者数(推定)首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県)の推定の実受験者数は、44,000 人でした。これは2月1日入試の出願者総数60,808 人から、午後入試の受験者16,857 人を差し引き、埼玉県・千葉県だけの受験生の推定値を加算して算出した数字です。2012 年の45,200 人に比べて1,200 人、率にして2.7%の減少でした(表1参照)。

次に首都圏の小学校卒業生数に対する私立中学の受験率をみてみます。2013年の東京・神奈川・埼玉・千葉の小学校卒業生数(見込み)は、305,185 人で私立中学の推定実受験者数が44,000 人ですから、「実受験者数÷卒業者数」で「受験率」を算出すると、14.42%となります。2012 年の受験率が14.80 % ですから、受験率も昨年より若干下がっています(図1参照)。

2012年入試2月1日出願十お経による受験者数(推定) 小学校卒業者数の減少と長期的不況のもとでも中学入試の受験者数・受験率が大きく減少しなかったのは、2012 年入試で中高一貫校の大学合格実績が、東京大、早稲田大、慶應義塾大といった難関校を中心に大きく伸びたからでしょう。私立中高一貫校に進学すれば、大学入試は有利になるという保護者の心理が、根強い私立中学への進学熱となって表れた結果でしょう。






午後入試校が増加、受験生の人気も集める

――入試日程ですが、午後入試の実施校が増えていますね。また1人平均何校くらい受験しているのでしょうか。

樋口 2012 年の八王子学園八王子中西武台新座中の新設校に続き、2013 年入試では埼玉県に国際学院中、狭山ヶ丘高校付属中、東京成徳大深谷中、武南中の4校が開校しました。また、新規の入試日を設けた中学もあり、2013 年入試の延べの全試験回数は、2012 年の1,758 回から66 回増えて1,824 回となりました。

このうち午前入試は1,331回、午後入試は493 回でした。2012 年の午前入試は1,333 回、午後入試は425 回でしたから、午後入試の増加が目立ちます。今や全入試の27.0%が午後入試というわけです。

午後入試の出願者数でみますと、2月1日午後入試の推定実受験者数は、2013年は16,857人でした。2011年が15,840人、2012 年が16,408人と3年連続で増加しています。受験生総数が毎年減っているなかで、午後入試の受験者は増え続けていることがわかります(表1参照)。今や中学入試の併願作戦は午後入試抜きには考えられません。

1日に2校(回)受験するなんて、負担が大きくて実力が発揮できないのでは、と大人は考えますが、子どもたちは「1日の午前入試は緊張したけれど、午後入試でペースがつかめた」と肯定的です。午後入試は併願校を考えるうえでも効率のよい入試として、受験生の人気を集めています。また、学校によっては午前・午後の複数回受験する場合、優遇措置を設けていることも人気を集める原因となっています。

2013 年に午後入試を新設したなかでは、女子聖学院[2/1]210人、玉川聖学院[2/1]336人、東京女学館[2/2]611人、日本大豊山女子[2/2]201人と志願者が集中しました

2月1・2日午前・午後の超短期決戦で!

樋口 私立中学受験は、1月から始まる入試を手始めに、2月1日・2日の第一志望校と複数校に出願して、合格作戦を組み立てていくのですが、1日・2日の2日間に午前入試・午後入試とも集中しています。3日以降の入試日は募集定員も少ないので、受験生は、この2月1日・2日の午前入試・午後入試の4回受験という超短期決戦で勝負を決めるわけです。

2012年入試2月1日出願十お経による受験者数(推定) 2013 年入試では、延べの出願者数が約303,0 0 0 人で、推定実受験者数が44,000人ですから、1人あたりの平均受験( 出願)校数は、6.88 校となります。

2011 年6 . 6 2 校、2012 年6 . 8 3 校、2013 年6.88 校と、平均受験校数も3年連続で増加しています(表2参照)。

――私立中学の全入がいわれていますが、合格率はどうだったのでしょうか。

樋口 中学入試の合格率は、首都圏の国公・私立中学の「総募集定員数÷総受験者数」で算出されます。2013 年入試の募集定員数は、昨年より約400人増えて、約46,800 人となり、推定実受験者数の44,000 人を上回って全体の合格率は106.4%、数字の上では「全入の入試」となりました。男女別では男子が93.6%、女子が119.4%と女子の方がやさしくなっています。

しかし、全入とはいっても、上位の人気校には志願者が集中しますから、上位校の入試は厳しく下位校は定員割れという結果になるわけです。

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