HOME 高校受験まるわかり 公立高校の入試の仕組みを知ろう!【埼玉県編】 前期募集・後期募集はこう実施される!

 

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※現在公開中の内容は、2011年度(平成23年)の入試情報になります。

栄えある合格を勝ち取るために 公立高校の入試のしくみを知ろう!【埼玉県編】
前期募集・後期募集はこう実施される!

前期募集

前期募集の募集枠は、学校、学科や系の別によって、全体の募集人員に対する割合が決まっています。下の表にあるように、割合に幅がある場合は各高校が決定し、事前に公表します。とはいえ、ほとんどの高校で、上限いっぱいに前期募集枠を設定しているのが実状です。
選抜は、「学力検査の成績」と「調査書」を資料として第1次選抜、第2次選抜(学校によっては第3次選抜も)が行われます。ただし、芸術系・体育系の学科・コースの志願者は、「実技検査」を受検する必要があります。また、外国語科・外国語コースなどで、「英語による問答」が「実技検査」として課される場合もあります。そして、「実技検査」を課さない高校では、「面接」を実施することができます。これらの検査や面接が課された場合は、その結果も資料となります。実技検査を行うのかどうか、面接を行うのかどうかは、公表されていますので、調べておきましょう。
さて、学力検査ですが、前期募集では原則、国・社・数・理・英の5教科が課されます(各100点満点/英語はリスニングを含む)。理数科や外国語コースなどの専門学科やコースでは、特定教科の得点比重を重くする傾斜配点が用いられる場合もあります(下表参照)。なお、問題は各教科とも、すべて共通問題で、学校独自問題や選択問題などはありません。
一方、調査書は、(1)「学習の記録」、(2)「特別活動等の記録」、(3)「その他の項目」が点数化されます。(1)は、9教科5段階評定(45点)について各学年の比を乗じて求めます。たとえば、1年・2年・3年の順に「1:1:1」の場合は135点満点、「1:1:2」の場合は180点満点となります。(2)や(3)については、各高校がどのような項目をどのように評価(配点)するのか各高校の選抜基準で事前に公表しています。

■前期募集の募集人員に対する割合 (2010年度実績/全日制課程)■前期募集で傾斜配点を実施する学校(2010年度実績)

後期募集

■後期募集で傾斜配点を実施する学校(2010年度実績)後期募集の募集人員は、全体の募集人員から「転編入学者募集人員」と「前期募集の入学手続確認書提出者数」を除いた人数です。前期募集でいずれかの公立高校に合格した人は、後期募集に出願することはできません。
選抜の制度は、ほぼ前期募集と同じで、「学力検査の成績」と「調査書」を資料として、第1次選抜、第2次選抜(学校によっては第3次選抜も) が行われます。
「実技検査」または「面接」が課される高校では、それも資料となります。
前期募集と異なる点は、学力検査が国・数・英の3教科であることです(各100点満点/英語はリスニングを含む)。なお、問題は各教科とも共通問題で、学校独自問題や選択問題などがない点は前期選抜と同じです。専門学科やコースで傾斜配点が用いられる場合があるのも、前期募集と同様です。ただし、傾斜された結果の満点は前期募集の200点とは異なり、150点満点です。

前期募集・後期募集における、その他の事項

●選抜の基本方針とは?

各高校が「どのような生徒を入学許可候補者とするか」という各高校の選抜のあり方に焦点をあてたものが「選抜の基本方針」です。
たとえば、「学力検査と調査書の記録については、学力検査を重視して選抜する」(浦和高校)、「学力検査と調査書の記録は大きな差を設けずに選抜する。[特別活動等の記録][その他の記録]の内容を考慮する。面接を実施して、意欲・態度を評価する」(いずみ高校)という具合です。これらは、選抜基準として公表されます。

●第2志望はできる?

前期募集では、同一課程に2学科以上ある高校、普通科でコースなどがある高校、いずみ高校などでは、同一の資料を使って選抜ができるのであれば、高校は第2志望を認めることがあります。この場合、志願先変更のときに、第2志望だけを変更することもできます。後期募集でも、一定の条件を満たしていると、高校は第2志望に準じた志望を認めることがあります。

●第3次選抜の内容は?

高校によっては、第2次選抜までで全員を合格とせず、第3次選抜を行う場合があります。
第3次選抜では、調査書の「特別活動等の記録」「その他の項目」、実施された場合は「実技検査」または「面接」などが資料となります。また、高校によっては、「通学距離・通学時間」を資料にする場合もあります。これは地域に根ざした選抜を行おうとする学校が資料にするもので、事前に公表されます。
さらに、志願者から「学力検査等の際配慮を要する措置についての願」が提出された場合は、調査書の「その他の項目」の記載事項と同等に扱われて資料となります(これは第1次選抜、第2次選抜でも同じ)。
なお、第3次選抜では、選抜の最初の段階で、第1次選抜や第2次選抜において用いた成績によって、一定順位までの人数に対象を絞り込んでから選抜を行う学校があります。
ちなみに、志願者が少なく第2次選抜の段階で全員が入学許可予定者と決まると、第3次選抜は実施されません。