

「調査書」と「面接」をもとに総合的選考が行われる選抜です。高校によって作文、自己表現活動、実技検査を課すところでは、その結果も選考資料となります。合否は、事前に公表される「前期選抜の選考基準」に基づいて総合的に選考されます。
中学校長の推薦書が不要で、希望するだれもが志願できる「自己推薦型入試」である点が特徴です。出願に際しては「自己PR書」を提出します。これは、「自分のよいところ」「入学を希望する理由」の2つを記入するもので、面接の参考資料となります。(クリエイティブスクールは「自己PR書」ではなく「課題レポート」を提出)。なお、前期選抜の合格者は後期選抜には志願できません。
募集枠は、後期選抜も合わせた全体の募集人員の20?50%の範囲内で定められます(クリエイティブスクールは最大80%)。全般的に、合格難易度が高いとされる普通科高校では、その割合は低めに設定されています。
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【鶴見高校】 選考資料の扱い 調査書の評定 (2年次の9教科評定合計)+(3年次の9教科評定合計)×2をA点とする。[135点満点] 調査書の記載事項等 生徒会役員5点、部活動のいずれか上位の実績(県大会出場4点、県大会上位入賞7点、関東大会出場10点)、3年間継続して部に加入4点、部活動の部長5点、学級代表など4点、特記事項記載者7点、以上の合計点をB点とする。[35点満点] 面接 評価の観点(志望の理由、中学校での部活動・生徒会活動・学校行事への取り組み、高校での部活動・生徒会活動・学校行事への意欲、高校での学習意欲)に基づき4段階に評価し、合計点をC点とする。[25点満点] 選考方法 前期選抜募集人員の20%=B点とC点の合計点にA点を加味して選抜。前期選抜募集人員の80%=A点,B点,C点の合計点により選抜。 |
※ 面接では、各高校の「評価の観点」に基づき、3~5段階に評価されます。
作文
題目やテーマなどについては、検査当日に指示される場合と事前公表されている場合があります。字数は概ね400?800字程度で、テーマや文章などに対する自分の意見を述べるパターンが多く、志願動機にかかわる内容を書く場合もあるようです。
自己表現活動
自分の個性や中学校での活動や実績などを踏まえて、高校でどのような学習をしたいのか、どのような高校生活を送りたいのかといった抱負や意欲を述べるパターンがある一方で、与えられた課題に対する記述やスピーチを求める形式もあります。さらには、与えられたテーマに対するグループ討論をするパターンもあります。
実技検査
美術・デザイン系はデッサン、音楽系は独唱または演奏、体育系は種目に関する技能検査など、国際関係は英語による問答、工学系は工作・スケッチといった具合に、専門となる学科やコースの内容に合わせて能力や技能が検査されます。
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県立高校と横須賀市の市立高校はすべて、県内のどこからでも志願できます。ただし、横浜市と川崎市の市立高校には注意が必要です。 |


「調査書」と「学力検査」をもとに選考が行われる選抜です。高校によっては面接、作文、実技検査、自己表現活動が必要に応じて課され、その結果も含めて総合的に選考が行われます。前期選抜を「自己推薦型入試」とすると、後期選抜はいわゆる「一般入試」と考えるとわかりよいでしょう。
選考に際して、全日制普通科(クリエイティブスクール・専門コース・単位制を除く。以下、普通科)と、それ以外の全日制普通科専門コース、専門学科、単位制普通科、総合学科、定時制の高校には、若干異なる点もあります。順を追って説明していきましょう。
普通科の後期選抜
普通科では、調査書と学力検査の結果をもとに、第1次選考・第2次選考と2回に分けて選考が行われます。学力検査は英・国・数・理・社のうち、3?5教科(各50点満点。英語はリスニングを含む)の範囲内で、各高校により決められた教科が課されます。
第1次選考では、調査書と学力検査による数値Cをもとに後期選抜募集人員の80%の合格者を決定します(下の囲み記事参照)。
調査書点と学力検査の各々の比率は、「6:4」「5:5」「4:6」のいずれかから各高校が定めるのですが、2010年度入試では、普通科99校のうち、調査書重視の「6:4」が18校、「5:5」が25校、学力検査重視の「4:6」が56校となっており、学力重視校が全体の57%を占めています。
第2次選考では、募集人員の残りの20%の合格者を決定します。選考方法は、各高校が定めた「第2次選考における選考の方法」に基づきます。大別すると、学力検査の結果のみの選考と、学力検査の結果と調査書の記載事項での選考に分かれますが、高校によっては特定教科の配点を高くする重点化もあり、実際はさまざまです。
ちなみに2010年度入試で、学力検査の結果のみで第2次選考が行われた高校は、全体の41%の41校でした。第1次選考・第2次選考ともに、今後、学力重視の高校は増えると考えられています。
※クリエイティブスクールでは学力検査はなく「面接と自己表現活動」が課されます。
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調査書 A=( 2年次の9教科の評定合計)+(3年次の9教科の評定合計)×2 Aを100点満点に換算した値⇒数値a ※ 高校によっては、1?3教科以内で評定を各2倍以内で「重点化」します。3年次は2学期までの成績。 学力検査 B=学力検査の得点合計 Bを100点満点に換算した値⇒数値b ※高校によっては、1?2教科の得点を各2倍以内で「重点化」します。 数値Cで合否判定 C=a×m+b×n |
数値Cの高い順に募集人員の80%が合格
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【鶴見高校】 選考基準
選考方法
【柏陽高校】 選考基準
選考方法
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専門コース、専門学科、単位制、総合学科、定時制の後期選抜
調査書と学力検査を資料として総合的に選考が行われます。高校によっては、面接、作文、実技検査、自己表現活動が課され選考資料となります。
これらの資料をもとに、実際どのような基準で各高校が選考するかを定めているものが、事前に公表される 「後期選抜の選考基準」です。
学力検査は、英・国・数・理・社から3?5教科(各50点満点。英語はリスニングを含む)の範囲内で実施されます。3教科の場合でも、「国・数・理」とか「国・数と残りの3教科から2教科」という高校もあります。
また、特定の教科の配点比率を高くする「重点化」が行われる高校もあります。面接は多く実施され、とりわけ定時制ではほとんどの高校が課しています。一方、音楽・美術・体育などの専門コース・専門学科では、専門に応じて実技検査が行われています。
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【白山高校・国際教養コース】 選考資料の扱い
選考方法 ACDの合計点 (550点) の高い者から総合的に選考。 【神奈川総合高校・個性化コース】 選考資料の扱い A= 2年次、3年次の調査書評定合計(90点満点)を、35点満点に換算した数値
C=( 国語の得点+数学の得点)×1.5+(残り2教科の得点の合計)〈250点満点〉 選考方法 第1段階=後期選抜募集人員の95%以内をA、 B、 Dの合計値に基づき総合的に選考。 第2段階=第1段階で合格しなかった者から、募集人員までをDの上位から選考。 |
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●2次募集について 後期選抜の合格発表後、募集人員に満たないなど欠員が生じた場合、2次募集を行う場合があります。それまでに、どの国公私立高 校(高専含む)にも合格していない者が志願できます。選考では、英・国・数の学力検査と必要に応じて面接が実施されます(全日制)。 |
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●学力検査の独自問題 一部の高校では、学力検査で全県共通の問題ではなく、学校独自に作成した問題を課しています(2010年度は、横浜市立高校を除き、英・数・国については、問題の一部が独自問題実施校間で共通だった)。概して共通問題よりも難易度は高めです。2010年度入試での独自問題実施校は以下の通りでした(いずれも全日制)。
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