HOME 高校受験まるわかり 公立高校の入試の仕組みを知ろう!【千葉県編】2011年度版 前期選抜はこう実施される!【千葉】2011年度版

 

入試まるわかり
※現在公開中の内容は、2011年度(平成23年)の入試情報になります。

栄えある合格を勝ち取るために 公立高校の入試のしくみを知ろう!【千葉県編】
前期選抜はこう実施される!

前期選抜は、「第1日の5教科の学力検査の成績」と「第2日の各高校において実施した検査の結果」、「調査書」等を資料として総合的に判定して選考が行われます。これまでの「特色ある入学者選抜」の選抜方法に学力検査が加わって、特色ある入学者選抜の理念を継承しながら学力も重視する入試になるといえるでしょう。

第1日の学力検査は、国・数・英・理・社の5教科が課されます。1教科50分で、問題は各教科ともすべて共通問題となります。第2日は、各高校において面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題およびその他の検査から一つ以上の検査が行われます。そのため、第2日はいずれか一つの検査のみを実施する高校がある一方、「面接と作文」や「面接と自己表現」というふうに複数の検査を組み合わせて実施する高校もあるでしょう。

ここで注意したいのが「学校独自問題」です。下表は、2010年度「特色ある入学者選抜」の各検査の実施校数です。最も多いのが面接で、次いで学校独自問題の実施校数・学科数が目立っています。これは、「特色ある入学者選抜」では学力検査が課されなかったため、各校が学力試験を実施した結果といえるでしょう。2011年度入試からは、5教科の学力検査が課されますから、一部の難関校を除き、学校独自問題による検査の実施校は多くはないと思われます。

募集人員については、各高校・学科の全募集人員の、普通科が30%~60%、専門学科・総合学科が50%~80%の範囲内で各高校が決定します。2010年度までの入試に比べて、前期選抜での募集枠が広がったわけです。

前期選抜の出願に際しては、志望する動機や理由、自己PR、中学3年間の校内外の活動実績を記した「志望理由書」の提出が求められます。2011年度からは、志願者の志願動機を明確にするため、志願理由と自己アピールの記載欄が分けられます。

また、「各高等学校が定める志望要件」は、「各高等学校の期待する生徒像」となります。これは各高校がどのような生徒に入学してほしいと考えているかを示したもので、公表されます。「志望理由書に」記入する際は、参考にするとよいでしょう。

 

■特色化選抜の検査の内容例&実施校数(2010年度実績・全日制)

面接 …98校157学科

学習活動や学校生活に対する意欲・関心、あるいは一般常識などを問う。

集団討論 …0校0学科

複数の受検者に対して、同一のテーマを与えて、司会者を定めず自由に討論をさせる。

自己表現 …39校48学科

決められた時間内において、受検者があらかじめ提出したテーマに従って発表する。

作文 …42校67学科

指示された題名のもとに文書を作成させる(自由に書かせることを含む)。

小論文 …4校7学科

ある文章を与え、その全体または一部について問い受検者のものの考え方などを見る。

適性検査 …22校29学科

学校・学科の特色に応じて行う実技などの検査で、運動能力に関する検査、各学校が指定する内容に関する検査などを行う。

学校独自問題による検査 …56校81学科

次の(1)~(3)のうちいずれか1つ。(1)基礎・基本の定着を見る問題。(2)思考力・応用力を見る問題。(3)教科横断的な総合問題。

その他の検査 …3校3学科

例 集団適性検査(集団に課題を与えて活動を観察する検査)。聞き取り総合テスト(聞き取りによる、日本語能力や基礎学力などの検査)。リスニングによる学校適性検査(リスニング形式による社会への関心度や一般常識を見る検査)。

※数字は延べ数。