

選抜は、「加算方式」という方法で行われました。加算方式とは、「学力検査の得点」のほか、「調査書の得点」および「実技検査または面接の得点」に、各学校で定めた定数をかけて求められる得点の合計で選抜を行う方法です。
その際、「学力検査の配点」を「調査書の配点」で除した値は、第1次選抜では
の範囲、第2次選抜では
の範囲になるように設定されます。この数値が学力検査重視や調査書重視などの目安となるものです。計算で求められた数値が大きいほど、学力検査重視を表します。
募集に際しては、各高校は、事前に「選抜基準」を公表します。下に示したのは、県立浦和高校(全日制/普通科)の2010年度の選抜基準の抜粋です。
●調査書点(換算点)の出し方
各高校の選抜基準には、選抜の基本方針、選抜資料、第1次~第3次選抜の入学許可候補者の割合、選抜資料の配点、調査書の扱いの詳細などが記載されています。この選抜基準は、2012年度入試でも公表されることになっています。
調査書の扱いについては、2011年度入試と同様と思われますので、下に示した、県立川越高校の2011年度選抜基準(抜粋)の例から第1次選抜の調査書点を出してみます。
選抜資料の「調査書の扱い」の合計得点Ⓐ=335点です。各資料の配点の「調査書」②=335点です。
次の式で「Ⓐの値を選抜に使用する値に換算する際に掛ける数値」を求めます。

同様に第2次選抜の調査書点を求めると、
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小数点以下の端数が生じるときは小数第1位を四捨五入します。
第1次選抜: 学力検査+調査書×1.0倍(500点+335点=835点満点)
第2次選抜: 学力検査+調査書×0.64倍(500点+215点=715点満点)
●選抜の基本方針とは?
各高校が「どのような生徒を入学許可候補者とするか」という各高校の選抜のあり方に焦点をあてたものが「選抜の基本方針」です。
たとえば、次ページに示した川越高校では、「学力検査と調査書の記録において、学力検査の結果を重視する。調査書の〔特別活動等の記録〕、特に生徒会活動・部活動等に積極的に取り組んだ者の選抜に配慮する」。
草加南高校外国語科では「学力検査と調査書の記録に大きな差をつけずに選抜することとする。調査書の〔特別活動等の記録〕、特に部活動、資格、英語活動の実績に配慮する」という具合です。これらは、選抜基準として公表されますので、事前に調べておきましょう。
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●学力検査重視校の例 県立川越高校(全日制/普通科)( 2011年度実績/一部要約抜粋) 選抜の基本方針 (1)学力検査と調査書の記録において、学力検査の結果を重視する。 選抜資料 前期募集 募集人員の割合【75%】 調査書の扱いの詳細 [特別活動等の記録の得点(70点)] ○部活動 ※例えば、以下の区分により得点を加算する(予選等を経たものを原則とする)。 ○調査書の「6その他」欄に記載された活動のうち、運動部・文化部に準じて評価できるもの。 |
[その他の項目の得点(40点)]※例えば、以下の区分により得点を加算する。
○資格取得等 英語検定、漢字検定、数学検定など評価できるもの
○選択教科の学習の記録、総合的な学習の時間の記録など、その他評価できるもの
その他
なし
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●傾斜配点実施、調査書重視校の例 県立草加南高校(全日制/外国語科)(2011年度実績/一部要約抜粋) 選抜の基本方針 (1)学力検査と調査書の記録に大きな差をつけずに選抜することとする。 選抜資料 前期募集 募集人員の割合【75%】 調査書の扱いの詳細 [特別活動等の記録の得点(50点)]例えば、以下の区分により得点を加算する。 ○部活動、生徒会活動、委員会活動、学級活動、学校行事 ○ 選択科目、資格取得等、総合的な学習の時間、出欠の記録、その他(学校外での活動も評価 する) |
第2志望
普通科との間で相互に第2志望を認める(外国語が不合格の場合、普通科に合格する場合がある)。
