HOME 小中学生のひろば 特別企画 受賞者インタビュー(3)

中学受験まるわかり

【NEW】中高一貫教育校公立中高一貫校受験でかかる費用中学受験フローなど中学受験の基礎知識を解説します。

もっと見る
高校入試まるわかり

入試までのスケジュール推薦と一般入試の違い併願校の決め方など高校入試の基礎知識をわかりやすく解説します。
【NEW】公立高校の2013年度入試情報を掲載!

もっと見る
0
次のような場合、どのような力がはたらいているか。
引きのばしたばねがもとの長さにもどるとき。

①摩擦力 ②電気の力 ③重力 ④弾性の力(弾性力)




回答する
編集部イチオシ 入試直前!ラストスパート
とびっきり実践的&効果的な対策本

『小学総合的研究わかるシリーズ(算数・国語・理科・社会) 』

小学総合的研究わかるシリーズ

普段の学習や調べ物はもちろん、中学受験にも対応。小学校4~6年の学習内容をすべて網羅しています。中学入試で問われやすい内容をまとめたページや、実際に出題された入試問題も収録しているので、中学入試対策にも最適です。

学芸科学創造館へようこそ!
「創造」のことばの意味は、「新しいものをはじめてつくりだすこと」です。
この創造館では、旺文社主催「学芸科学コンクール」に寄せられた作品の中から、中・高校生の創造的な作品を紹介していきます。
パスナビ編集部では、みなさんの感性を伸ばし、創造力を高め、これからの未来をひらいてほしいと願っています。
◆「学芸科学コンクール」とは◆

内閣府・文部科学省・環境省後援「全国学芸科学コンクール」は、「全国の小・中・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、青少年の個性の育成」を目的に、各界多方面の方々からご賛同を賜り、昭和32年(1957年)の第1回開催以来旺文社が毎年実施しています。
「青少年の感性を伸ばし、創造力を高める」コンクールの教育的意義をご理解いただき、積極的なご応募を心からお待ち申し上げます。 詳しくは学芸科学コンクールのページをご覧ください。
今回は、2010年3月5日(金)に行われた第53回表彰式・ 受賞パーティーで、受賞者にお話を伺った様子を掲載します。
特別企画 受賞者インタビュー (3)
第53回 文芸分野I 小説部門 中学生の部 金賞 「青い春」 
菅井 祐太さん (久留米大学附設中学校3年)

 

人生で初めて小説を書いて、「金賞」を受賞。 一番驚かれたのは、ご本人だったかもしれません。

“重松清さんのような文章が書きたい” その一心で、生まれて初めて小説に挑戦したのは、久留米大学附設中学校3年生(受賞当時)の菅井祐太さん。 受賞作品の「青い春」についてお話を伺いました。

-この小説を書かれたきっかけは何でしたか。
菅井さん
小さい頃から小説を書いてみたいな…と漠然と思っていました。そこで、中学校の卒業論文の課題として今回の小説を書きました。
-どのくらいの制作期間をかけましたか。
菅井さん
原稿用紙にして80枚程度を書きましたが、およそ3ヶ月間かかりました。
-小説を書いているときは、どんな点が大変でしたか。
菅井さん
小説の書き方については全くわからなかったので、インターネットで検索したり、小説の書き方についての本を読んでから書きはじめました。

はじめは自分が書きたいことをまったくうまく文章に出来ませんでした。一時は書くのをやめようかと思ったが、家族や親しい人たちの励ましで、なんとか続けることができました。

また、原稿用紙80枚が学校の課題でしたが、書き終えた時点で60枚になってしまい、いろんなシーンを継ぎ足したら100枚になり…と、制限枚数にあわせるのが大変でした。

-書いているときに楽しかったことはなんでしたか。
菅井さん
自分が考えたストーリーの筋道が合うと、作品が良い風に流れるようで、楽しいです。
最後には、パソコンを打つ手がまるで自分の心を代弁しているかのようになり、文章を書くことに楽しさを感じました。
-ご家族からはどんなアドバイスをもらいましたか。
菅井さん
構想中のストーリーについて、両親と話してアドバイスをもらいました。 原稿の文字や文章の校正もしてもらいました。まさに、「家庭内編集者」でした。

■編集部から

「青い春」の主人公は中学3年生の男の子。何をやっても中途半端、飽き性でダメな自分、自信をもてない自分、それを何とかしたい…。そして家出を決意する。 読み終えた後は、温かい気持ちになる作品です。ぜひご覧ください。

 

「青い春」  菅井祐太さん

通学路の並木道を鼻唄を歌いながら進む。学生バッグについたキーホルダーが音を立てる。あれは絶対脈アリだろ、いや違うかな、いやいけるいける、ついに俺にも春が来た…

今まで女の子と話したことすらほとんどなかった。本当に。俺は部活に入っていてスポーツができるわけでもなく、勉強の成績が特別いいというわけでもない。ましてや人に自慢できるような特技なんてなにひとつもっていなかった。そんな俺にもついに…と考えると思わず頬がニンマリと緩んでしまう。

「なにニヤついてんだよ、俊介」トシに背中をぽんと叩かれた。
はっと我にかえりオゥ、おはようと気のない返事をする。
「お前今気持ち悪いぐらいニヤついてたぞ。なんかあったの?」いたずらっぽく笑いながら聞いてきた。
「別に今はなんにもないよ」だってこれからあるんだからな、と口には出さずに心の中で呟く。
「ふーん…まぁいいや。俺朝練あるから先に行くわ。バイバイッ」と言い残し軽快に走り去って行った。またもや俺はオゥ、じゃあなと気のない返事をかえした。
一人になると、また色々なことを考える。
初デートはどこがいいかな、デートの時にはどんな服を着ていこうか、ご飯を女の子と食べる時どんなものを食べたらいいんだろう…おっと、こういうのはとらぬ狸の皮算用っていうんだっけ。まぁ、すべては放課後だと思い直し、今度は口笛を吹きながらゆっくりと学校に向かって歩き出した。

 

《続きはこちらから…》